逆浸透システム大研究

◆逆浸透(RO)浄水器とは
浄水器には「いい」か「悪い」かのどちらかしかない。
世の中にあふれるあらゆる商品、たとえば車にしても家電にしても、その商品にはそれぞれ一長一短があります。その長所短所を消費者の側が知識として取り入れたうえで選択購入することとなります。しかし、浄水器は「いい」か「悪い」

なぜ逆浸透浄水器がすごいのかは、つくられた水を計測すれば歴然。
それでは、逆浸透の原理を説明する前に、家庭の水道水と逆浸透浄水器がつくった水(RO水)とがどれほどちがうのか、数値的に見てみましょう。下(1)の画像のように、水道水と、その水道水を逆浸透浄水器を使って浄水したRO水をグラスに採り、TDS(不純物全溶解量)メーター で計測してみます。(2)の画像が水道水を測ったところです。数値は122ppm(mg/L)となり、東京の水道水にはおおむねこれだけの量の不純物が溶け込んでいるということです。

逆浸透浄水器の性能は、逆浸透膜(ROメンブレン)の働きによる。
なにやら小難しい逆浸透という言葉のせいか、ほとんど世に知られていなかった逆浸透浄水器ですが、

逆浸透浄水器の性能を超える浄水器はどこにもない。
したがって、逆浸透浄水器はたんに水をこし分ける濾過とは異なり、浸透作用によって水と不純物とを「完全分離」することでその性能を発揮します。通常の浸透作用は、真水が濃い水(不純物をんだ水)を薄めようと、


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